帰来亭
錦江上流の澄んだ清流が富利面坪村里と新村里の間で瀬を成し、山の低いところを巡りながら穏やかな湖をなす。
住所 : 忠清南道錦山郡済原面金城里
紹介
川の向こうの新村里の側には、マウルの外に3haにもなる広い松林があり、そこには樹齢50年以上の老松が四季折々鬱蒼とした林をなして別世界を形成していたが、今では農耕地造成により伐採され、松林は痕跡すら見することができない。ここはかの有名な新村松林であるが、松林の外には鳥の卵のような川石がきれいに敷き詰められ川の流れに沿って砂浜が広がっており、家族で楽しめる夏の河水浴や日光浴には最適の場所である。
山の周囲を流れて深く広大な湖となった川は、最高の遊船スポットとなっている。ここでかつて、忠南、全北、忠北の3人の道知事が豪華な舟遊びを楽しんだと言われ、準備のために、数日間、近隣の住民が総動員されたと言う。川の中央の、沈んでいるように見える「トングラン山」には、昔、帰来亭という亭子があり、雅客で賑わっていたが、ここを訪れる人があまりにも多かったため、マウルの住民がこの帰来亭を燃やしてしまったという伝説があり、現在ではその跡地だけが残っている。
